ジェットストリーム
三菱鉛筆を代表する商品で、現在では当たり前になった滑らかな書き味が特徴のボールペンです。
従来のボールペンの特徴として、水性ボールペンは発色がよく、紙にインクが載りやすい。それに対し油性ボールペンは耐水性に優れているが書き味が悪く擦(かす)れてしまうことがあるという特徴がありました。
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三菱鉛筆がボールペンの常識を覆すジェットストリームを発売したことで、パイロットコーポレーションからはA-INKを搭載した「アクロボール」、ぺんてるからは「ビクーニャ」、ゼブラからはエマルジョンインクの「スラリ」が商品化され、現在では油性なのに書き味の滑らかなボールペンが主流となっています。三菱鉛筆のジェットストリームはその先駆け的な存在で現在ではシャープ機構の付いた多色タイプの4+1や、ビジネスシーンやギフトでの需要の高いエッジやプライムなど様々なタイプのものが発売されています。
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ジェットストリームのインクの特徴としては感熱紙にインクが乗りにくいという短所もあるためレジ業務で領収書を作成する方には、不向きな商品だと思います。その点においてはパイロットのアクロボールやぺんてるのビクーニャと言った商品に軍配が上がりますが、こちらの商品についてもインク漏れが起きやすいという弱点があります。
とは言っても国産の筆記具は優秀です。これだけコスパの良い商品を作ってくれているメーカーさんはすごいです。
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